GYNECOLOGY女性統合医療・メンタルへルス外来

女性統合医療・メンタルへルス外来

ライフステージごとの「女性ホルモンの変化」と「女性がなりやすい病気」

一般的に日本人女性は平均49.5歳に閉経を迎えます。
この時期をはさんだ10年間を更年期といい個人差はありますが、カラダに様々な不調が現れます。
女性の場合、カラダの変化は女性ホルモンと密接に関係しています。
女性は、閉経までは月経困難症(生理痛)や過多月経、子宮内膜症といった月経にまつわる病気に罹りやすいですが、閉経が近づくと、女性ホルモンであるエストロゲンが減っていくことで、ほてりやのぼせ・発汗・めまいといったいわゆる更年期症状が出てくるようになります。このような症状が生活に支障をきたすようになると更年期障害といって治療が必要になります。更年期世代の女性の3人に1人は更年期障害の治療が必要と言われています。その他にも、長期的にエストロゲンが低下することで動脈硬化や骨粗鬆症などのリスクも上がってきます。

女性のからだとエストロゲンの関係
女性のからだとエストロゲンの関係

心配なことがあればお気軽にご相談ください

思春期・更年期

思春期外来

体の成長過程におこるいろいろな異常に対処します。基本的に、小児から20歳位の方々のあらゆる産婦人科の病気をみます。
できるだけ思春期の女性にも安心して診察を受けて頂けるように配慮しております。

更年期外来

女性はライフステージにより、女性ホルモンレベルが大きく変化します。それとともに起こりやすい疾患も変わってきます。それにより現れる症状はまさに千差万別。つらい症状を我慢せず、ご相談ください。

月経異常

月経は女性ホルモンによってコントロールされており、精神的・身体的トラブルによってホルモンバランスが崩れると異常があらわれることがあります。
また、月経異常の影には病気が隠れていることもあります。
心配な症状がある場合は、お気軽にご相談ください。

月経異常

性感染症(STI)

STIにはクラミジア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペス感染症、尖圭コンジローマ、梅毒、HIV感染症/エイズ(後天性免疫不全症候群)などがあります。
ほとんどのSTIは自覚症状が乏しいため、気付かないままに進行し、疾患によっては治療した後でも残る後遺症として、不妊症などが心配されます。
パートナーがいらっしゃる方は、必ずパートナーにも検査をお勧めください。

女性アスリート

女性アスリートが健康で長期的に高い競技力を継続できるよう、医学的側面から総合的に支援します。
無月経や生理痛などの治療だけでなく、月経周期によるコンディション不良を改善し、競技パフォーマンスの向上を目指します。

女性アスリート外来

リプロダクティブ・ヘルス&ライツ

女性の主体的なリプロダクティブ・ヘルス&ライツを守ります。
当院では自分の健康を自分で管理する、子供を産むのかどうか、いつ産むのかなど妊娠出産に関することをあなた自身が決める、リプロダクティブ・ヘルス&ライツを守るためのお手伝いをいたします。

リプロダクティブ・ヘルス&ライツ

性教育

近年、若者の性行動の低年齢化に伴い、思春期における性感染症、望まない妊娠と人工妊娠中絶、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症等の増加が懸念されます。
またこの時期のデート、DV、レイプ、性虐待等、性をめぐる様々な問題も報告され、思春期男女への正しい性知識の普及や、適切な性行動を選択できるための性教育の重要性が高まっています。

性教育

性暴力

一人で悩まずご相談ください

被害にあったら、勇気を出して、できるだけ早く当院に相談に来てください。一日でも早い方が、その後の選択肢が多くなり、緊急避妊や病気の予防など、十分なケアも可能です。
当院では性暴力被害にあった女性のこころとからだに、必要なケアと支援をしたいと考えています。